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#14製造業はきつい??

製造業は仕事がキツいってイメージで、そのせいもあって若者が離れているってニュースを見た。そこで取り上げられてた製造業の仕事って、具体的には現場仕事のことみたいだった。その現場仕事のキツさ、ってどんなところだろうか。いろんな製造現場があるから一概には言えないけど、例えば作業環境が暑い、寒い。油まみれになってしまう、受注が重なって納期に間に合わせるために残業が多くなる、あるいは自分の技能不足で失敗ばかりしてしまう・・・とかになるのかな。

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じゃあ他の仕事ではどうなんだろう?

例えば営業職は?営業職は主に外回りしてモノやサービスを売る仕事だ。僕は営業職が長かったんだけど、これがキツくなかったのかって聞かれたら、キツい時はあった、と答えるね。営業職は一般的に毎月のノルマ(達成しないといけない売上額)がある。ノルマを達成できないと、上司に吊し上げられます。だから僕はノルマの達成が難しい時は、自腹・借金みたいなことをして少しでも売り上げを作ってたこともある(能力の高い営業マンならそんなことする必要もなくノルマを達成している)。もちろん今の時代はそんなことをやってはいけないし、やらせてもいけない。

事務職は基本的にパソコンに向き合って文書や経費の処理、そして対外的な窓口業務をする。一日中パソコン仕事って気分転換は難しいだろうし、腰も痛くなりそうだな。それから受付でお客様からのクレーム対応も我慢してやらないといけない。

理系の人の場合は現場技術職、非現場技術職、研究職とかになるのかな。僕は理系出身じゃないから正確には分からないけど、それぞれの仕事にいろいろキツいところはあるはずだ。逆にキツくない仕事なんてあるのかな?

結局は自分が感じるキツさとその報酬(お給料とか達成感とか)のバランスが取れているかどうか、ってことなんだろう。こればっかりは実際にその仕事に従事してみないと分からないことだし、個人差もあることだ。だから今の仕事がキツいからっていう理由で別の仕事を妄想したり、実際に仕事を変わっちゃうなんてのはあまり意味がないことなのかもしれない。

“今の仕事はキツいけど、自分は誰かの役に立っている”って思えるくらい仕事で成果が出るように頑張る方が前向きでいいんじゃないの?