#12会社に入って一目置かれるには
会社や組織に入ったら、誰だって周りに認めてもらいたいはず。でも仕事を覚えるのはまだまだ先だからどうすればいいんだろう、、、。たしかに会社に入ったらすぐに周りに自分という存在を認めてもらった方が先輩からも可愛がられるし、それが結果的に仕事を早く覚えることに繋がる。だから早い段階で一目置かれることは大切なことだ。
そのためには、最初に任される雑事を一生懸命やって結果を出そう。雑事ってのは掃除やゴミ出し、コピー、書類整理といった新人に最初に与えられる役割のこと。例えば朝夕の掃除を真面目に、早く、丁寧にやることが出来ればキミは間違いなく注目される。“こいつはできる”って思わせることができるよ。どうせ掃除だから、どうせ雑用だから、と適当にやっていると“こいつは仕事ができない”って評価をされる。

恐ろしいことにね、雑用を丁寧に早くこなせる人は、実際の仕事もシャキシャキできるようになるんだ。逆に雑用ができない人は仕事を覚えるのも遅い。雑用をこなす力と仕事の能力ってリンクしている。雑用が遅いという自覚がある人は今からでも必死に取り組んでほしい。特に掃除は仕事を身につけるための訓練にもなっているんだ。忘れないでほしい。
チンタラするな
体を動かすスピードを今の3倍にしろ。社会のスピードと高校生までのスピードは違う。声も聞こえない。今の2倍出してくれ。

松田充史
松田鉄工所 代表取締役
山口県周南市出身。地元の富田中学校、徳山高校を経て中央大学を卒業。
新卒で某新聞社に入社し広告営業に従事。その後別の新聞社にて広告営業やイベント事業を担当する。そこから松田鉄工に転職して現在に至る。